金沢美大の芸術学専攻では大きな改革が行われ、現代アート作家の育成に力を入れるようになりました。試験内容もこれまでの学科と実技、小論文に加え、自分の活動記録をポートフォリオにしたり、プレゼンテーションを行うということが加わりました。芸術学専攻を志す方には実技対策はもちろん、ポートフォリオ制作、プレゼンテーションのための指導、豊かな発想力や論理的な思考能力、表現力を養うために弁証法などの方法でトレーニングすることもあります。
学科
英語、国語、歴史といった文系科目において、美学美術史を中心とした学習を進めていきましょう。どの科目も記述力を養う必要があります。
小論文
美術とは何かについて、美そのものの研究や、美術の歴史や有り様を客観的に記述する課題が出ます。普段から美術館や美術展に行き、関連書物を通じて造詣を深めておくことが大事です。
デッサン
芸術学でも実技があり、配点は全体の2~3割になります。鉛筆デッサンを行います。